子会社化で危険物などの物流事業拡大図る
センコーグループホールディングス(GHD)は1月23日、JX金属系の丸運に対するTOB(株式公開買い付け)を1月26日に開始すると発表した。
TOB実施の方針は2025年11月に開示済み。
TOBの期間は2月24日までで、1株当たり949円で買い付ける。
丸運はJX金属が株式の38.23%を保有する筆頭株主。TOBではセンコーGHDがJX金属以外の株主から応募を受け付ける。
TOB成立後、少数株主からの強制買い取りや自己株式取得を経て、最終的に今年7月中旬をめどに、センコーGHDが丸運株式の80%、JX金属が20%を所有する形に移行する予定。
センコーGHDは危険物や高圧ガス、石油製品の輸送などに強みを持つ丸運を傘下に収め、物流事業の拡大を図る。
JX金属と丸運は1月23日、センコーGHDのTOBに賛同する意向をあらためて発表した。TOBの成立後、丸運は東京証券取引所スタンダード市場への上場が廃止になる見通し。
センコーGHDは17年、JX金属の海運子会社だった日本マリンの株式60%を取得、買収するなど、以前から協力関係にある。センコーGHDとJX金属は丸運のTOBを通じて物流網の強化などで関係をさらに深めることを目指す。
(藤原秀行)











