倉庫棟1・5万平方メートル、調達部品供給など担う
日本通運は8月9日、福岡県苅田町に自動車業界向けの新たな物流拠点「九州オートモーティブロジスティクス支店 苅田MLC-Ⅱ」を開設したと発表した。8月5日に現地で完成記念式典を行った。
平屋建てで、倉庫棟の面積は1万5487平方メートル。東九州道の苅田北九州空港ICや北九州空港、苅田港に近接。同じ敷地内で先に運営している「苅田MLC-Ⅰ」(1万3162平方メートル)と合わせて、自動車産業関連の調達部品供給をメーンに業務を展開する。
「苅田MLC-Ⅱ」の全景(日本通運プレスリリースより引用)
国内外調達部品のコンテナ取り扱いに対応したCY(コンテナヤード)機能を備えているほか、定温管理を求められる自動車部品への対応設備や精密部品の検査室なども設置している。
同社は重点的に取り組む産業分野の一角に自動車を据えており、新拠点で物流需要を着実に取り込んでいきたい考えだ。
(藤原秀行)