プロロジス、国内の全開発物件でライフサイクルアセスメントの算定を開始

プロロジス、国内の全開発物件でライフサイクルアセスメントの算定を開始

まず茨城・古河など3件、温室効果ガス排出量を最大17%削減

プロロジスは2月18日、物流施設を対象に、建物の存続中の環境負荷を計測した「ライフサイクルアセスメント」(Life Cycle Assessment、LCA)の算定結果のうち、2025年に取りまとめた内容を初めて公表した。

対象は2024年12月に竣工した「プロロジスパーク古河6」(茨城県古河市)以降の物件。今後は国内で開発する原則全ての物流施設で行う計画。算定に際しては、国際規格に対応したLCA算定ソフトウェア「One Click LCA」を使用している。




HAZMAT倉庫8棟から成る「プロロジスパーク古河6」。建設段階(A1–A5)のLCA算定結果で17%の温室効果ガス排出量削減を達成した

資材の製造から建設、運用、解体に至るまで、物流施設のライフサイクル全体で生じる温室効果ガス排出量を定量的に把握することが可能になった。資機材選定や設計・施工の最適化を通じて、施設ごとに温室効果ガス排出量削減を実現する。

算定は、計画時と竣工時の2段階で実施。計画時には、温室効果ガスの排出削減対策を行わない場合の排出量を計算し、竣工時には建設段階で各種削減施策を実施した結果としての排出量を割り出す。

施工段階では、温室効果ガス排出量の削減に向け、必ず検討すべき施策をあらかじめ標準化しており、加えて資機材の選定や施工方法の工夫など、建設の各段階でも新たな削減策を検討、その効果を確認した上で、有効性が認められたものを順次、標準施策として取り入れる。

竣工時の温室効果ガス排出量が着工前の自社標準仕様に基づく想定から計算する排出量を下回ることを基本方針としており、建設段階(A1–A5)で10%の削減を目標として設定している。2025年の取り組みの成果としては、3つの物流施設における建設段階(A1–A5)のLCA算定結果で最大17%の温室効果ガス排出量削減を達成した。

物流施設

竣工

GHG排出量削減率(建設段階)

プロロジスパーク古河6(茨城)

2024年12月

▲17%

プロロジスパーク八千代2(千葉)

2025年4月

▲6%

プロロジスパーク岡山

2025年9月

▲10%


プロロジスパーク八千代2




プロロジスパーク岡山

(藤原秀行)※いずれもプロロジス提供

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