EVモーターズ・ジャパン、関電系や九州電系、阪急バスなどから新たに6億円調達

EVモーターズ・ジャパン、関電系や九州電系、阪急バスなどから新たに6億円調達

国内の量産組み立て工場建設などに充当予定、累計17.25億円に到達

商用車のEV(電気自動車)開発などを手掛けるスタートアップのEVモーターズ・ジャパン (北九州市)は8月31日、第三者割当増資により関西電力グループの合同会社K4 Ventures、九州電力系の九電テクノシステムズ、阪急バスなどから計6億円の資金を調達したと発表した。

同日時点で、全ラウンド合計の資金調達は総額17.25億円に達した。Cラウンド(株式公開が視野に入っている時期)の資金調達は継続しており、順次公開する予定。

今回の資金調達は、現在発注している企業の案件を進めるための資金や、今後想定される大量受注の案件などへ対応するための国内商用EV量産組み立て工場の建設資金、EV市場のニーズに的確に応えるための試作車両・デモ車開発の研究費、組織体制の強化などに充てる。

強固な商用EV量産体制の構築と車両ラインアップの拡充を図る。EVモーターズ・ジャパンは現在、バスなどのEV開発を進めており、物流向けトラックも有望視している。

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事