エムティーアイ提供無料アプリで30分後と1時間後を表示
NTTデータは8月8日、AI(人工知能)を活用した渋滞予測技術の実証実験を同日始めると発表した。
アプリ開発を手掛けるエムティーアイが展開しているアンドロイドのスマートフォン向け「乗換MAPナビ」で、高速走路の30分後と1時間後の詳細な渋滞予測を無料で提供。5分間隔でデータを刷新する。
NTTデータはユーザーの評価や予測の精度などを見極めた上で、2020年度をめどに対象を一般道路まで広げたい考え。
予測は道路交通情報通信システム(VICS)による最新の道路状況を踏まえて実施する。無料提供は今年12月末までの予定。同社は渋滞予測以外にも、天気や商業施設の混雑状況などの分野にAI分析を広げることを目指している。
「乗換MAPナビ」での渋滞予測のイメージ。左から現在、30分後、1時間後(NTTデータプレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)