企業や社会インフラの回復力向上を後押し
東芝デジタルソリューションズとSpectee(スペクティ)は3月12日、東芝デジタルソリューションズからSpecteeへの出資を含む戦略提携契約を締結したと発表した。
両社はサプライチェーンのリスク管理支援や気象データサービスの領域で協業をさらに強化し、企業や社会インフラのレジリエンス(回復力)向上を後押しする。具体的な出資の額や比率は開示していない。
近年、自然災害の深刻化や地政学リスクの高まりにより、企業や社会インフラにおいて事後対応に加え、予兆把握や事前対策を含めたレジリエンス強化の重要性が高まっている。特に、サプライチェーン分断リスクや気象リスクへの対応は、製造業をはじめとする多くの業界において経営課題となっている。
東芝デジタルソリューションズは2023年、りサプライチェーン・レジリエンスおよび気象データサービス領域でSpecteeと協業をスタート。具体的には、東芝デジタルソリューションズの戦略調達ソリューション「Meister SRM」と、SpecteeのAIリアルタイム危機管理ソリューション「Spectee Pro」を組み合わせたサービスの提供や、降雹予測を用いた雹災アラートの気象サービスにおける連携を進めている。
今後は両社のデータや技術を結び付け、顧客企業の災害発生時の影響把握や迅速な意思決定を支援。災害の予兆や事故情報を早期検知し、調達・生産・物流への影響を可視化することで、供給継続の判断や代替策の検討支援を可能にするソリューションの強化も検討する。
さらに、国内に加え、海外市場における防災・危機管理ソリューションの展開を検討する。

(左から)Specteeの池田尚弘取締役CFO(最高財務責任者)と村上建治郎代表取締役、 東芝デジタルソリューションズの月野浩取締役常務と矢崎貴久ICTソリューション事業部データ事業推進部ゼネラルマネジャー(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)












