ソリューション開発へ協業で合意
凸版印刷傘下でシステム開発を手掛けるトッパン・フォームズとブルーイノベーションは9月2日、ドローン(無人飛行機)やロボット、RFID、画像認識技術を駆使し、倉庫内の棚卸し作業を省人化するソリューションの開発に向け協業することで合意したと発表した。
手始めに今秋、庫内にドローンを飛ばし、在庫のRFIDタグを読み取って棚卸しを自動化する実証実験を開始する。ドローンが安全に飛行できる範囲などを確認し、早期の実用化を目指す。
ブルーイノベーションは既に、建物の壁などに貼ったマーカーをドローンが認識、安全に屋内を飛行できる技術を開発している。IoT(モノのインターネット)を使ったソリューションに強みを持つトッパン・フォームズと連携し、顧客の棚卸し作業の負荷を軽減、人手不足対応を支援したい考え。
ドローンやロボットを使った倉庫内棚卸し作業の完全自動化のイメージ(両社プレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)