ESR、川崎で68万平方メートル超の物流施設群開発を検討

ESR、川崎で68万平方メートル超の物流施設群開発を検討

既存物件を建て替え、全体完成は25年見込む

ESRは川崎市の東扇島エリアで、総延べ床面積が約68万7000平方メートルに及ぶ超大型の物流施設開発計画を検討している。2016年に取得した物流施設2棟を建て替えることを想定しており、関係者によれば全体の完成は25年を見込んでいる。

新たな物流施設はマルチテナント型の3棟を想定し、約14万3800平方メートルの敷地を3分割して段階的に物流施設を開発するとみられる。現時点で1棟目は延べ床面積が約20万8200平方メートル、2棟目は約17万2400平方メートル、3棟目は約30万6000平方メートルをそれぞれ見込む。

同社は川崎市内で、「川崎夜光ディストリビューションセンター(DC)」(延べ床面積7万5185平方メートル)の建設を進めており、21年4月の完成を目指している。併せて3棟の開発も実現すれば、首都圏エリアの賃貸物流施設の需給バランスにも影響しそうだ。

(藤原秀行)

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