現地の食品宅配企業と連携、マンションエリアで実施
自動運転技術開発などを手掛けるZMPはこのほど、宅配ロボット「CarriRo Deli(キャリロデリ)」を使い、今年4月に韓国で初めて行った屋外ロボット配送の実証実験を行ったと発表した。
同国で食品配送を担うウーワブラザーズと連携、35棟のマンションが立ち並ぶエリアで、人々や車が行き交うところで実施した。将来のサービス展開をにらみ、安全に移動できるかどうかなどを見極めた。
キャリロデリはカメラやレーザーセンサーを駆使して周辺の環境を360度認識しながら最大時速6キロメートルで自動走行する。積載量は最大50キログラム。
実験の様子(ZMPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)