ソフトバンクとCBcloud、運送事業者の効率化支援で業務提携

ソフトバンクとCBcloud、運送事業者の効率化支援で業務提携

ラストワンマイルの配送IT導入を促進

※今朝流した記事を全面的に差し替えました

ソフトバンクと、トラックと軽貨物のマッチングサービス「PickGo」などを手掛けるスタートアップ企業のCBcloud(東京)は9月10日、運送事業者のIT導入促進に関して業務提携契約を締結したと正式発表した。

両社がタッグを組み、マッチングサービスの拡大に努めるほか、CBcloudが試験展開している宅配の効率化ソリューション「LAMS(ラムズ)」を活用し、効率的なルート配送や荷積みノウハウの提供、受領サインの電子化など、ITを駆使したサービスを提供して軽貨物ドライバーの業務自動化・効率化をサポートする。

さらに一般貨物運送領域でも両社が連携し、基幹配送を担う中小運送事業者へCBcloudの業務支援システムおよび通信サービス・スマートフォンの利用を積極的に働き掛けていく構え。

両社は深刻な人手不足が続く「ラストワンマイル」の配送業務へのIT導入を促進し、持続可能な物流の構築に貢献していきたい考え。

ソフトバンクはイオン九州と連携し、インターネットスーパーの購入商品を夜間に配送する業務の実証実験を展開。CBcloudも同サービスを活用し、配送車両手配やコストを最適化していくことに協力している。また、ソフトバンクはCBcloudが実施した総額約12億3900万円の第三者割当増資の一部を引き受けている。

(藤原秀行)

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