データを共通基盤に集約、最新技術用いたソリューション展開を想定
スタートアップのMonoLu(モノル、東京都文京区本郷)は9月30日、倉庫内業務のDXを促進する新サービス「Warehouse OS」(ウェアハウスオーエス)の開発に着手したと発表した。
Warehouse OSは、倉庫の現場に点在する様々な課題を、1つのプラットフォーム上で解決することを目指す。実用化の目標時期には言及していない。
MonoLuは東京大学大学院の田中謙司研究室で手掛けている電力・物流・小売の領域の課題解決の研究の成果を活用、事業化を進めている。
WMS(倉庫管理システム)をはじめとする既存システムのデータを集約し、これまで記録されてこなかった現場のデータはウェアラブルデバイスなどで取得。集めたデータを基に、AIをはじめとする最新技術を用いたソリューションが、課題の発見から改善の実行までを支援することを想定している。
個別具体性の高い倉庫業に、画一的なシステムではなく、現場・状況ごとに最適な仕組みを整備できる共通基盤を提供し、倉庫の業務改革を実現したい考え。

Warehouse OSの概念図(MonoLu提供)
荷主別・作業別の原価を把握できるようになれば、原価の裏付けを持った料金設計や、商材と状況に応じたサービスレベルを、倉庫の側から荷主に提案できるようになると指摘。
在庫や物流のデータを需要の予測や施策の効果測定に生かせば、物流事業者が荷主の売り上げに貢献することも可能になるとみている。
(藤原秀行)











