郵船ロジグループ、ドイツで大型倉庫開設し医薬品の保管能力倍増

郵船ロジグループ、ドイツで大型倉庫開設し医薬品の保管能力倍増

4温度帯の保管エリア、欧州で総合的なヘルスケア物流サービス強化目指す

郵船ロジスティクスは10月2日、グループの欧州法人Yusen Logistics Global Management(Europe)(YLGM-EUR)の傘下でヘルスケア物流サービスを提供するオランダのMovianto(モビアント)が、ドイツ南西部のハイデルベルク近郊のウィースロッホに、約3万㎡と同社で最大の面積を備えた医薬品専用倉庫を開設したと発表した。

同国で保管能力を約2倍に拡大した。




(プレスリリースより引用)

新施設は常温(+15~+25℃)、冷蔵(+2~+8℃)、冷凍(-20℃、または-26℃)に加えて、ワクチンなどの取り扱いで求められる超低温(-80℃)に対応した合計4つの保管エリアを備えている。

医薬品専用の倉庫として、医薬品の適正な流通に関するGDP認証に準拠しており、入庫から出庫まで厳格な品質基準の下、医薬品や医療機器を取り扱うことが可能。

今後はGDP認証に加えて、GMP認証やTAPA CLASS-Aといった国際的な認証の取得も予定している。認証の取得後には二次包装などの流通加工や品質管理まで一貫した付加価値サービスの提供も可能になると計画している。

YLGM-EUR傘下でヘルスケアに特化したラストマイル配送を提供するEurotranspharma(ユーロトランスファーマ)とも連携し、ドイツをはじめ、欧州地域の広域で総合的なヘルスケア物流サービスを強化していきたい考え。

新施設は長期的に高品質なサービスを提供していくため、持続可能性に配慮した設計を採用。LED照明の設置をはじめ、高効率なヒートポンプを利用した冷暖房システムの導入や雨水の再利用を通じて、エネルギーと資源の効率的な活用を推進する。



屋上に設置した太陽光発電は年間3100MWhの電力量を発電し、同拠点の想定消費電力量を上回る見込み。数々の環境性能が評価され、同倉庫はドイツのDGNB認証で「Gold」を取得している。

(藤原秀行)

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