大塚倉庫と日本ケミファ、医薬品共同物流を全国に拡大へ

大塚倉庫と日本ケミファ、医薬品共同物流を全国に拡大へ

プラットフォーム活用し西日本でリードタイム削減など成果

大塚倉庫と日本ケミファは9月18日、医薬品の共同物流を行うエリアを現状の西日本から全国に拡大すると発表した。

日本ケミファは2017年、在庫拠点を従来の関東1拠点から東西2拠点に分散した上で西日本エリアの物流を大塚倉庫に委託。同社の共同物流に関するプラットフォームを積極的に活用し、リードタイム削減やリアルタイムの運行状況把握による輸送効率化と誤配防止など、物流品質の向上に一定の成果を挙げているため、協力関係を強化し、東日本エリアでも同様の取り組みを進める。日本ケミファは全国規模で医薬品の安定供給をさらに確立したい考えだ。

(藤原秀行)

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