出荷仕分けソーターからバースへの搬送作業人手3割削減目指す
自動運転技術開発などを手掛けるZMPは10月17日、LIXILグループでホームセンターを運営するLIXILビバの新たな物流拠点「東松山物流センター」(埼玉県東松山市)が、ZMPの物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」シリーズ6台を導入したと発表した。
自律走行モデルの「CarriRo AD」5台と追従モデルの「CarriRo FD」1台を採用。前者は出荷仕分け用のソーターから出荷バースまでの自動搬送に用いることで搬送作業の人手を30%削減することを目指している。
一方、後者はコンテナ洗浄のための搬送作業に投入。1度に複数台分の折り畳みコンテナを運べるため、往復する回数を減らして工数削減につなげていく構想だ。
「CarriRo AD」でかご台車を2台連結して搬送(ZMPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)