在庫管理システムと連動、出荷指示に従い倉庫へ移動
TISと福島県の会津大は11月13日、自律移動が可能なロボットを活用した搬送業務自動化の実証実験を同16~28日の間、同大の試験施設で実施すると発表した。ラストワンマイル業務の自動化を視野に入れている。
両者が独自に開発した在庫管理システムなどを利用し、倉庫管理者が荷物の引き当てと出荷指示を出すと、搬送ロボットが自動的に該当する倉庫まで移動。荷物を搭載すると別の出荷先へ移動することを繰り返すとの流れを想定している。
実験の成果を踏まえ、今後は福島県の会津若松市や南相馬市など、現場の実勢に近い状況で新たにトライアルを行いたい考え。
実証実験の概要(TISプレスリリースより引用)※クリックで拡大
(藤原秀行)