JPRと群馬大、明治大がAI駆使した共同輸送マッチングシステム開発目指す

JPRと群馬大、明治大がAI駆使した共同輸送マッチングシステム開発目指す

AIがメリット大きい企業を抽出、NEDO公募助成事業に採択

日本パレットレンタル(JPR)と群馬大、明治大は12月5日、「ホワイト物流を実現する業界横断型共同輸送マッチングサービス」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募助成事業「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択されたと発表した。

助成期間は2022年2月末まで。AI(人工知能)を駆使して連携・協働のメリットが大きいと見込まれる企業同士を抽出し、より高効率な物流網の構築をサポートする「共同輸送マッチングシステム」の開発に取り組み、トラック輸送の飛躍的な効率化を目指す。3者は国内に限らず、海外も含めた共同輸送を後押ししたい考えだ。

明治大は輸送コスト算出のモデル開発を、群馬大はシステムのコアエンジンとなるAIの開発をそれぞれサポートする。

(藤原秀行)

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