一度に4台の平台車を運搬可能に
ZMPは1月7日、台車型の物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)FD(追従モデル)が、コクヨロジテムのオフィス引っ越し・移転サービスで2019年6月に導入されたと発表した。
同サービスにキャリロが使われるのは今回が初めてという。
キャリロFDは荷物を搭載した上で、前を歩く人の後を付いて自動搬送する「カルガモモード」の機能を有している。コクヨロジテムの現場では、キャリロFDが平台車をけん引できるよう独自に加工した上で同機能を利用することにより、一度に従来の2倍となる4台の平台車を運ぶことが可能になっており、省人化・効率化で威力を発揮しているという。
コクヨロジテムはキャリロFDを積極的に利用し、生産性向上でまず人件費の10%削減を目指している。キャリロFDがけん引できる平台車を量産し、現場での利用をさらに広げていくほか、物流センターへの投入も視野に入れている。
コクヨロジテム現場での活用シーン(ZMPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)