スタッフ研修などに充当、意思疎通促進も
引っ越しのアップルは1月14日、働き方改革の一環として、業界で初めて毎月1回、営業休日を設定すると発表した。
当該の日は「GrowDay」と称し、スタッフが一堂に会して研修に参加したり、パーソナルトレーナーによるトレーニングやマッサージに加わったりする予定。昨年10月に一部支店で試験的に実施、ES(従業員満足度)向上の効果を確認できたとして全社に広げることにした。
同社はこれまでにも、AI(人工知能)を活用した需要予測による配車効率化や非効率な出勤の抑制などを通じ、長時間労働解消に努めてきた。年に1回、5日連続の有給休暇と土日の計9連休を取得できる制度「バケーション9」も展開している。
GrowDayではスタッフ同士によるミーティングなども実施、意思疎通の促進を図る。
「GrowDay」での研修(アップル提供)
(藤原秀行)