荷物届くとスマホに通知、発送も可能に
大和ハウス工業は1月31日、住宅用ポスト大手のナスタと、IoT(モノのインターネット)を活用したスマートキー搭載の戸建て住宅向け宅配ボックスの新製品を共同開発したと発表した。
2月1日以降、全国で順次発売するのと併せて、大和ハウスが手掛ける戸建て分譲住宅にも導入する予定。入居者の利便性向上と宅配の再配達削減につなげるのが狙い。年間3000台の販売を目指す。
新商品は「Next-Dbox(ネクスト・ディー・ボックス)」と新型「D’s box(ディーズボックス)」。「Next-Dbox」は幅などが異なるスリム、ワイド、オーバーの3タイプを提供。日本郵便の書留郵便物も受け取ることができる。スリムとワイドが27万5000円、オーバーが33万円。新型「D’s box」は13万2000円(いずれも税込み、設置費は除く)。
ナスタ製のスマートキーは宅配ボックスの扉に近づくとスマートフォンの専用アプリを介して荷物が入っていることを通知する。1回ごとに鍵を開けるための番号を変えられるため、宅配ボックスからの発送も可能。
設置イメージ※クリックで拡大
各商品の詳細データ※クリックで拡大(いずれも大和ハウス工業提供)
(藤原秀行)