upr、東レの「ホワイト物流」にスマートパレットで協力

upr、東レの「ホワイト物流」にスマートパレットで協力

アクティブタグ搭載、入出庫をリアルタイムで把握可能に

ユーピーアール(upr)は2月26日、東レが推し進める「ホワイト物流」運動に、アクティブタグを搭載した「スマートパレット」を活用して協力を開始したと発表した。

スマートパレットはuprとNTTが共同開発。電波を最大300メートル先まで発信することが可能なアクティブタグを搭載し、高性能の専用リーダーと組み合わせることでパレット1台ごとの現在地を追跡し、製品の入出庫をリアルタイムで把握できるようになるほか、パレットの紛失リスクも大幅に減らせる。アクティブタグは10年間、電池交換が不要。

東レは今年1月以降、国内で樹脂製品の輸送にスマートパレットを採用。1回当たりの出荷数量が1トン以上の紙袋梱包の場合には原則としてスマートパレットを使い、入出荷管理の効率化を図っている。パレット化を推進することでトラックドライバーや倉庫内スタッフの省力化・省人化にもつなげられると見込む。


スマートパレット活用の概要(uprプレスリリースより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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