濃厚接触者に自宅待機指示、トラックなど消毒も実施
佐川急便は3月9日、名古屋市の港営業所で、宅配協力会社の60代男性社員が同8日、新型コロナウイルスへの感染検査で陽性が判明したと発表した。
この社員は同7日、出社時の検温で発熱が見られたため、乗務をせずに医療機関を受診していた。同社は同営業所の業務を一時停止し、業務スペースやトラックなどの消毒作業を実施、再開する予定。併せて、当該社員と社内で濃厚接触したとみられる従業員を特定、一時自宅待機を指示した。顧客についても調査を実施、保健所の指示に從って対応する。
一方、日本郵便は3月6日、大阪市内の新大阪郵便局に勤める同社の40代男性社員(兵庫県川西市在住)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。既に同郵便局を消毒、当該社員は自宅待機とするなどの対応を進めている。同社社員の感染確認は2人目。
(藤原秀行)