20年度事業計画を承認、標準化施策やインド・スリランカ実態調査
日本物流団体連合会(物流連)はこのほど、東京都内で理事会を開催し、2020年度の事業計画を承認した。
主要な取り組みとして、21年度からを対象とする政府の次期総合物流施策大綱の策定へ協力するほか、東京で6回開催してきた学生向けの就職説明会「物流業界インターンシップ」を新たに大阪で開く方針を明記。深刻な労働力不足や官民で推進している働き方改革に対応し、物流連としての対応の方向性を探る「ダイバーシティ推進ワーキングチーム」を設置することも打ち出した。
併せて、国や関係団体などと連携した物流の標準化施策推進、「海外物流戦略ワーキングチーム」の活動充実とインド・スリランカの物流に関する実態調査、欧州へのロジスティクス視察団派遣などを盛り込んでいる。
(藤原秀行)