厚労省の規格改正に併せて安全機能を強化
古河ユニックは10月1日、トラック搭載型クレーン「ユニッククレーン|G-FORCEシリーズ」の安全機能を強化した新モデルの販売を開始したと発表した。
2月の厚生労働省による構造規格の一部改正によって、つり上げ荷重3トン未満の移動式クレーンに荷重計以外の過負荷を防止する装置搭載が義務付けられたことに対応。
定格荷重を超える恐れがあると事前に警音を発する定格荷重指示装置、定格荷重を超えると即座に作動を自動的に停止する定格荷重制限装置を追加した。
また並行してクレーンの格納作業を効率化する「全自動格納」、架線といった周辺の立体物や障害物との接触事故を防止する「高さ制限装置」を標準装備とするなど基本性能のアップグレードも図っている。
(鳥羽俊一)
画像は古河ユニックウェブサイトより