関通、RPAテクノロジーズと連携し月間5000時間の業務効率化

関通、RPAテクノロジーズと連携し月間5000時間の業務効率化

現場社員が開発担当、業務改善意識向上

関通は4月7日、RPAホールディングス傘下のRPAテクノロジーズ(東京)と連携してRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツール「BizRobo!Basic」を導入したと発表した。

他社製品からRPAテクノロジーズのRPAに切り替え、旧来製品下で導入していた業務を代行する約200体のソフトウエア型ロボットも1カ月で全て内製化して刷新。現行製品の利用開始で毎月約1万5000を超えるロボットを稼働させてきた結果、出荷など定型作業の業務を毎月約5000時間効率化することに成功したという。

両社は「現場社員がRPAの開発を担当しプロジェクトを進めていくことで、自動化が可能な業務の洗い出しが容易になるとともに、現場社員の業務改善への意識が高まった。また、部署ごとで運用するのではなく横断的な視点で改善点を洗い出し、全社的にRPAをスケールさせた。さらにロボットのエラー対応からリカバリーまでを現場で完結できるようにした」と強調している。

(藤原秀行)※キャラクターは両社提供

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