出入国規制や需要減少受け
日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は4月13日、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に出入国規制強化や航空便需要減少が広がっているため、国際線の運休・減便を追加する方針を発表した。
JALは4月30日までの便で、欧州や東南アジア向けを中心に追加減便を実施するほか、5月分についても全方面で当初計画から94%減便。ANAも4月25~5月15日に当初計画から96%減便する。
両社は一部路線で、旅客便の貨物スペースを活用した貨物専用便に転用して運航、引き続き物流需要に対応する計画。
(藤原秀行)