【新型ウイルス】3月の輸出額は11・7%減、3年5カ月ぶり2桁の落ち込み

【新型ウイルス】3月の輸出額は11・7%減、3年5カ月ぶり2桁の落ち込み

財務省貿易統計速報、コロナ感染が影落とす

財務省が4月20日発表した3月の貿易統計(速報)によると、輸出額は前年同期比11・7%減の6兆3578億円となり、16カ月連続で前年を下回った。減少幅が2桁となるのは、2016年10月(10・3%減)以来、3年5カ月ぶり。

輸入額は5・0%減の6兆3529億円で、11カ月連続減少。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は49億円の黒字となり、2カ月続けて黒字を記録した。ただ、黒字額は2月の1兆8087億円から急速に縮小した。

地域別の輸出額を見ると、米国は16・5%減、EU(欧州連合)が11・1%減、アジアが9・4%減、中国が8・7%減だった。新型コロナウイルスの感染拡大が貿易にも影を落としていることが鮮明になってきた。

輸入額は米国が1・3%増と8カ月ぶりにプラス。EUは9・7%減、アジアは4・0%減、中国は4・5%減となった。

19年度の総額は輸出額が前年度から6・0%減の75兆8800億円、輸入が6・3%減の77兆1713億円で、貿易収支は1兆2912億円の赤字だった。赤字となるのは2年連続。

(藤原秀行)

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