【新型ウイルス】オイシックス・ラ・大地など参加の医療機関支援プロジェクト、食品の配送を開始

【新型ウイルス】オイシックス・ラ・大地など参加の医療機関支援プロジェクト、食品の配送を開始

19カ所に非対面で、米菓や飲料などラインアップ多様

オイシックス・ラ・大地は4月23日、同社などが参加し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や治療に当たっている医療従事者に食品の物資支援を行うプロジェクト「WeSupport」が同日、食品配送を開始したと発表した。

東京都の感染症指定医療機関を中心に19カ所の医療機関を支援対象として決定。順次食品を届けていく。配送は非対面で実施し、新型コロナウイルスの感染リスクと医療機関側の負担軽減に努める。同プロジェクトは今後も支援先を増やしていく方向だ。

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「WeSupport」には同社のほか、セイノーホールディングス傘下で食品物流を手掛けるココネットとさまざまな社会課題の解決に当たっている一般社団法人RCFも参加。食品の提供を希望する企業や団体と、支援を必要としている病院のニーズをマッチングし、迅速に届けるプラットフォームとして運営。医療従事者のストレス低減や体調管理促進につなげることを目指している。

食品を提供するサポート企業は4月23日時点で伊藤園やカゴメ、亀田製菓、キリンホールディングス、帝人、ユニリーバ・ジャパン、江崎グリコ、木村屋總本店、ユーグレナなど35社に上る。提供を予定している商品のラインアップも米菓や飲料、菓子パン、レトルト食品、野菜ジュース、ティーバック紅茶、のり、ドーナッツ、魚肉系チップスなど多岐にわたっている。


配送の様子(オイシックス・ラ・大地提供)

(藤原秀行)

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