コロナ拡大で国交省の特例を利用、中国料理やステーキハウス
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タクシー大手の日本交通は4月27日、タクシーで中国料理やステーキハウスの料理の宅配サービスを同25日に始めたと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大で利用減に見舞われているタクシー業界や飲食店などを支援するため、国土交通省が5月13日までの期間限定で、タクシーが食事や飲み物を飲食店などから有償で請け負い、宅配することを認める特例措置を決定。同社も運送許可を得て参入した。東京都内では初めてという。
日本交通が宅配を担うのはミシュラン星付きの中国料理・麻布十番「富麗華(ふれいか)」と、米ニューヨークの極上ステーキハウスとして知られる六本木の「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」。対象は東京23区と武蔵野、三鷹の両市で、料理代金に加えてデリバリー料金が必要。富麗華は同25日に宅配をスタートしており、ステーキは同28日の開始予定。
特例措置は既に全国で申請が相次いでいる。
(藤原秀行)※ロゴマークは日本交通ウェブサイトより引用