コロナで海外からの部品調達に遅れ、新車需要落ち込みも影響
ダイハツ工業は5月18日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、海外調達部品の一部で納入が遅れていることや新車需要が落ち込んでいることを踏まえ、6月にグループの国内完成車工場で一時稼働を停止すると発表した。
小型ワゴン車などを手掛ける大阪府池田市の本社工場は6月の計8日間、稼働を停止。軽乗用車などを担う京都工場(京都府大山崎町)やダイハツ九州の大分(中津)第1工場(大分県中津市)は計4日間、同第2工場は計2日間ストップする。同社は5月にも本社工場や京都工場で一時生産を休止していた。
(藤原秀行)