大規模災害時の活用など想定
ドローン(無人飛行機)の実用化・商用化に取り組むスタートアップ企業を支援するドローンファンドは5月20日、長距離飛行が可能な固定翼のドローン開発を目指すテラ・ラボ(愛知県春日井市)に出資したと発表した。
ドローンファンドが運用している「DRONE FUND 2号」を通じて実施。併せて、ドローンファンドの大前創希共同代表がテラ・ラボの社外取締役に就いた。
具体的な出資の時期や金額など詳細は開示していないが、テラ・ラボは同日、ドローンファンドや商工組合中央金庫(商工中金)などから総額3億円を資金調達したと公表した。
テラ・ラボは長距離固定翼ドローンと衛星通信などを組み合わせた広域での航空測量や大規模災害時の活用を想定している。
測量へのドローン活用イメージ(テラ・ラボ提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)