APT、倉庫内ロボットストレージシステムを新発売

APT、倉庫内ロボットストレージシステムを新発売

一般的な平置き倉庫より収納効率2倍と想定

自動倉庫などを手掛けるAPT(千葉市)は6月1日、倉庫内ロボットストレージシステム「Hive」を発売したと発表した。

倉庫に自動で商品を運搬し、適切な場所に納めるシャトルが前後と左右に加え、上下の3次元方向に動くことで、庫内の上部空間活用や通路スペース削減につなげ、一般的な平置き倉庫より収納効率を約2倍に高められると見込む。既存のシステムとも連携し、倉庫内を一元管理できるソフトウエアを搭載、導入時のハードルを下げている。

導入後に取り扱う品数や物量が変動してもシャトルやラックを柔軟に変えられる拡張性を備えている。シャトルが故障しても他の複数台のシャトルは継続して稼働、倉庫システム全体が止まるトラブルを回避する。

同システムは、EC事業者向けフルフィルメントサービスを担うAMS(東京・目黒)が提供している自動倉庫ソリューションに採用された。


新システムのイメージ


新システムの概要(いずれもAPT提供)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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