検品やラベル貼り付け、仕分けなど流通・加工メーン、医薬品や化粧品取り込み図る
日陸は6月12日、千葉市緑区で千葉県内3カ所目となる物流拠点「土気流通センター」が完成したと発表した。
敷地面積は4万8828平方メートルで、2棟で構成。一般品と消防法危険物の第4類、第5類、毒劇物をそれぞれ取り扱う。医薬品の検品やラベル貼り付け、仕分け作業などの流通・加工がメーンとなる。
自動ラックや水平搬送機、温度管理室などを備え、屋内の貨物取扱スペースは全て1~30度の範囲内で作業が可能。医薬品の流通に関する国際的なガイドライン「GDP」にも準拠している。需要増が見込まれる医薬品や化粧品などの高付加価値品、少量多頻度貨物を軸に取扱量を増やしていきたい考えだ。
(藤原秀行)