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佐川とKyotoRobotics、早稲田大、フューチャーアーキテクトが「スマート物流」実現へ自動荷降ろしシステム開発着手

佐川とKyotoRobotics、早稲田大、フューチャーアーキテクトが「スマート物流」実現へ自動荷降ろしシステム開発着手

内閣府から受託、無作為に積まれた荷物でも対応可能に

佐川急便とロボット開発を手掛けるスタートアップ企業のKyotoRobotics、早稲田大、コンサルティングを担うフューチャーアーキテクトの4者は6月22日、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム スマート物流サービス」の研究開発を共同で受託したと発表した。研究機関は2023年3月末までで、費用は3・5億円を計上している。

同プログラムは、革新的な科学技術を生み出すため省庁や産業界が連携して取り組むことをうたっており、4者は人手不足などに対応する「スマート物流サービス」の一環として、荷降ろし作業の自動化・効率化を推進する。

現状ではロボットによる自動荷降ろしシステムは、事前に登録したサイズや模様の荷物しか取り扱えず、積み付け方もあらかじめ決めたものしか対応できないなどの弱点があった。4者は19年12月から、荷物の大きさをリアルタイムでつかみ、自由に荷降ろしできる自動化技術の開発に着手。

今年3月10日時点で、無作為にパレットへ積まれた段ボールの画像データ約2万枚分のうち、98%でサイズを正しく認識することに成功したという。4者は今年8月末までに成功率を99・9%まで高め、KyotoRoboticsのロボット設備を生かして新たなパレットからの自動荷降ろしシステム開発を目指す。


自動荷降ろしシステムの開発状況(4者提供・クリックで拡大)

(藤原秀行)

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