新たに免震の情報付加、23都道府県カバー
シービーアールイー(CBRE)は7月1日、不動産の物件検索サイト「PROPERTY SEARCH(プロパティサーチ)」で、全国の大規模マルチテナント型物流施設を掲載した独自地図「LOGIMAP 2020」を公開したと発表した。現物はA1以上のサイズの紙製地図。
同地図は2020年3月末時点で各社が公表しているデータを集計、全国23都道府県の372棟(首都圏・関西は延べ床面積が1万坪以上、それ以外のエリアは5000坪以上を対象)をプロットしている。エリアは「首都圏」と「関西および地方都市圏」で分類。20年度版の新たな試みとして、施設が免震構造を採用している場合は黄色で印を付け、すぐに分かるよう配慮している。
CBREは新型コロナウイルスの感染拡大でECの利用が増大していることなどから、中長期的には物流施設の需要が増加すると予想。同地図を全国の主要な物流施設を網羅的に把握するためのツールとして提供する。
(藤原秀行)
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