クラウド経由でオフィスや店舗などに無料提供
物流プラットフォーム事業を展開するオープンロジ(東京・池袋)は10月22日、オフィス・店舗向けにスマートフォンを活用したクラウド型在庫管理サービスの提供を開始したと発表した。
今年4月にリリースしたベータ版をリニューアルしたもので利用料金は無料。
スマホ1台で店舗・拠点・組織間の在庫管理を簡単に行える。エクセルや紙伝票に見られる従来のアナログ管理サービスと比べ、入力操作や在庫確認がシンプルで分かりやすいスマホの特性を生かしたデザイン・機能を搭載している。
スマホ用に最適化された画面によって、誰でも・いつでも・どこでも在庫状況をチェック(見える化)できる。クラウド経由により異なる複数の店舗や拠点でも情報を共有することが可能で、物流業務の経験がない人でも支障なく効率的に業務を行えるという。iOS、Androidのほかウェブブラウザーからも利用できる。
同社は「物流をもっと簡単、シンプルに」をコンセプトに掲げ、見積もり・問い合わせといった煩雑な手続きを必要とせず、分かりやすく業界では最もリーズナブルなレベルの料金体系によってオンライン上で物流業務をアウトソーシングできる革新的なサービスを提供。中小規模のEC事業者を中心に4000社以上が導入している。
同23日にはサービスリリース4周年を迎え、国内のみならず米国展開や今後成長が見込まれるインドネシアで日本貿易振興機構(JETRO)によるEC物流プラットフォームの実証実験を行っている。
(鳥羽俊一)
※画像は全てオープンロジウェブサイトより