【新型ウイルス】SGホールディングス、21年3月期の連結営業利益870億円に上方修正

【新型ウイルス】SGホールディングス、21年3月期の連結営業利益870億円に上方修正

コロナで“巣ごもり消費”、在宅率向上で配送効率改善もプラスに

SGホールディングスは7月31日、2021年3月期の連結業績予想を上方修正した。

営業収益(売上高に相当)は1兆2000億円から1兆2200億円(前期比4・0%増)、営業利益は785億円から870億円(15・3%増)、純利益は485億円から525億円(11・0%増)にそれぞれ引き上げた。

新型コロナウイルスの感染拡大で“巣ごもり消費”が伸び、BtoCの宅配利用が増加、BtoBの減少分をカバー。幹線輸送の積載効率改善などの効果に加え、荷物の受け取り手の在宅率上昇による配達効率向上も寄与すると見込む。

通期の想定平均単価は相対的にサイズの小さいBtoCの取引が増えたのを踏まえ、従来の645円を643円に修正。想定取扱個数は従来の13・08億個から13・32 億個に引き上げた。

(藤原秀行)

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