5カ月連続前年を上回る、コロナで“巣ごもり消費”拡大し非接触も選択傾向
日本生活協同組合連合会(日本生協連)がこのほど発表した全国の主要65地域生協の総供給高(売上高)速報によると、6月は前年同月比15・9%増の2510億8800万円に達した。5カ月連続で前年実績を上回った。
このうち宅配は18・9%増の1651億6500万円で、全体傾向と同じく5カ月続けて前年同月比でプラスとなった。個配に絞ると22・2%増の1191億6500万円だった。店舗も11・9%増の809億1500万円に上った。
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で“巣ごもり消費”が増えたほか、消費者の間で非接触による購入を選ぶ動きが見られたこともあって宅配の利用が伸び続けている。
(藤原秀行)