新たに了解得られた建物が対象、記者会見せずHPなどで開示
油圧機器大手KYBと子会社のカヤバシステムマシナリーが建築物用の免震・制振用オイルダンパーに関する性能検査記録データを改ざんし、国の基準や顧客との契約内容に適合しない装置を出荷していた問題で、KYBは10月26日午後4時、不適合製品を納入した建築物の具体名を追加で公表する。
前回発表した今月19日以降、新たに所有者らの了解を得られた施設が対象。
KYBによれば、今回は記者会見を開かず、同社ホームページや東京証券取引所の適時開示情報閲覧サービスを通じて資料を発表する予定。
(藤原秀行)