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日本郵便とかんぽ生命、保険商品などの営業再開を決定

日本郵便とかんぽ生命、保険商品などの営業再開を決定

不正販売受け昨夏から自粛、具体的な時期は未定

日本郵政は8月26日、傘下の日本郵便とかんぽ生命保険が郵便局などで生命保険商品の営業を再開する方針を決めたと発表した。

生命保険商品の不正販売問題を受け、両社は2019年夏から営業を自粛していた。具体的な業務再開の日程は「信頼回復に向けた業務運営の趣旨が社員へ共有・徹底されていることが確認できた段階であらためてお知らせする」と説明している。

日本郵政は「直ちに金融商品を勧奨するなどの積極的な営業活動をするのではなく、ご迷惑をお掛けしたことをおわびするための信頼回復に向けた業務運営を行うことから始める」と強調。顧客への謝罪を優先するとみられ、早くても今年秋以降になる見通しだ。

不正販売問題では、日本郵政と日本郵便、かんぽ生命保険が19年12月に金融庁と総務省から業務停止命令などの行政処分を受け、当時の3社経営トップが引責辞任に追い込まれていた。いまだに3社内の担当者への処分も完了しておらず、問題の全容も明らかになったかどうか不透明。法令順守徹底などが強く求められるのは当然だが、社会の信頼を回復したとはほど遠い状況だけに、3社の前途は多難と言わざるを得ない。

(藤原秀行)

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