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日本通運が米シカゴの自社倉庫で医療・医薬品特化の温調庫新設、GDP認証取得

日本通運が米シカゴの自社倉庫で医療・医薬品特化の温調庫新設、GDP認証取得

3温度帯に対応、高品質の物流需要取り込み図る

日本通運は9月4日、米国現地法人がシカゴ・オヘア空港近隣に構えている自社倉庫が、医療・医薬品に特化した温調庫「NEX PHARMA SOLUTIONS-CHICAGO」を新設、医薬品の適正な流通に関する国際基準のGDP認証を取得し、同1日に営業を始めたと発表した。

15~25度の定温、2~8度の冷蔵、マイナス15度以下の冷凍の3温度帯に対応。ドッグシェルターや停電に備えた非常用ジェネレーターなども配備している。施設面積は約600平方メートル。

シカゴがある米中西部や北東部は多くの医薬品・医療機器ビジネスに関わる業種が集積しており、物流需要も見込まれるのに対応する。同倉庫はオヘア空港に到着した貨物を中西部各州の自社拠点に定期シャトルトラックを運行し、最短翌朝に配送するなどゲートウェー機能を担っている航空貨物の最大拠点。

日通は米国で、現地法人が医療・医薬品に強みを持つ物流会社 MD Logistics、MD Express の2社を完全子会社化した。MD社はシカゴに隣接するインディアナ州で4棟、ネバダ州で1棟の計100万平方フィート(約9万2900平方メートル)に及ぶ倉庫を構え、保管・流通加工・全国配送サービスを提供している。新機能を備えたシカゴ拠点と連携し、医療・医薬品に強く求められる高い輸送品質を維持し、海外と同社倉庫を結ぶ体制を実現する。


新設した温調庫(日本通運プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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