【独自取材】「ホワイト物流」推進運動、新たにダイキン工業やヤッホーブルーイングが賛同

【独自取材】「ホワイト物流」推進運動、新たにダイキン工業やヤッホーブルーイングが賛同

8月末までに自主行動宣言提出、日本パレットプールとuprも

政府が物流事業者や荷主企業と連携してトラックドライバーの就労環境改善などを目指す「ホワイト物流」推進運動の事務局は9月11日、同運動に賛同して自主行動宣言を提出した企業や団体の8月末時点の最新状況を更新した。

ロジビズ・オンラインが同運動のポータルサイトに掲載されている主要な荷主企業や物流事業者のデータを確認したところ、新たにダイキン工業や長野を地盤として「よなよなエール」などの銘柄で知られるビールメーカーのヤッホーブルーイングが自主行動宣言を提出したことが明らかになった。

製造業や運輸・郵便業、卸・小売業以外では、パレットレンタルの日本パレットプールとユーピーアール(upr)がそろって自主行動宣言を出していた。

自主行動宣言の中で、ダイキン工業は「予約受付システムの導入」や「パレット等の活用」など、ヤッホーブルーイングは「リードタイムの延長」や「納品日の集約」、「運送契約の書面化の推進」などをそれぞれ選んでいた。日本パレットプールとuprは船舶・鉄道へのモーダルシフトなどを選択していた。

ただ、一部企業の宣言は最終更新日を記入していないため、各社がそろって8月中に宣言を提出したかどうかは不明。

(藤原秀行)

雇用/人材カテゴリの最新記事