太陽光発電不足時の受給分を再生可能エネルギー由来の電力に切り替え
SGホールディングス傘下で物流施設の運営などを手掛けるSGリアルティは9月23日、埼玉県和光市の大型物流施設「SGリアルティ和光」で、電力使用に伴って排出するCO2の「実質ゼロ化」を達成したと発表した。
同施設は地上5階建て、延べ床面積は6万5259平方メートル。屋根面に3194枚の耐高校パネルを敷設し、太陽光発電システムを稼働させているが、日照不足などで発電量が足りない場合は化石燃料由来の電力を受給してきた。今回、受給電力の全てを再生可能エネルギー由来のものに切り替え、CO2排出を相殺した。
今後は他の物流施設でも同様の取り組みを検討するなど、温室効果ガス削減に貢献していく構え。
「SGリアルティ和光」の外観
実質ゼロ化の仕組み※クリックで拡大(いずれもSGリアルティ提供)
(藤原秀行)