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島忠、ニトリHDのTOB方針「あらためて見解公表」

島忠、ニトリHDのTOB方針「あらためて見解公表」

DCMHDとも協議、対応決定へ

ホームセンター大手のDCMホールディングス(HD)が完全子会社に向けTOB(株式公開買い付け)を実施している同業の島忠は10月29日、ニトリホールディングス(HD)も同社へのTOB(株式公開買い付け)を実施する方針を表明したのを受け、コメントを発表した。

この中で今後の対応について「ニトリの開示内容および受領書面を精査した上、DCMのほか、ニトリとも誠実に協議などを行い、当社取締役会および特別委員会において、当社の企業価値および株主共同の利益の観点から慎重に検討を行った上、あらためて当社の見解を公表させていただく予定」と説明している。

DCMHDは同日時点で公式にはコメントを出していないが、ニトリHDが予定しているTOBの1株当たり価格はDCMHDを1000円以上上回っており、対抗策を取らない場合は形勢が厳しくなる。一方、ニトリHDは島忠の取締役会や特別委員会の賛同がなくても、島忠へのTOBを始める意向を見せており、島忠がニトリHDのTOBを受け入れなかった場合は敵対的買収となる見込みだ。

(藤原秀行)

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