新型コロナウイルス感染症への対応について

日通とSGHD、21年3月期の連結業績予想を上方修正

日通とSGHD、21年3月期の連結業績予想を上方修正

航空貨物や宅配などの伸びが収益押し上げ

日本通運とSGホールディングス(HD)は10月30日、それぞれ2021年3月期の連結業績予想を上方修正した。

日本通運は連結売上高を2兆円(前期比3・9%減)で据え置いた一方、営業利益は従来の450億円から550億円(7・1%減)、経常利益は490億円から590億円(2・7%増)、純利益は330億円から400億円(約2・3倍)にそれぞれ引き上げた。

航空運送を中心とした国際貨物の輸送需要が伸長し、各分野でのコスト抑止も奏功した。新型コロナウイルス禍の影響については「21年3月期末まで縮小しながらも継続する」との見解を維持した。

SGHDは売上高に相当する営業収益を1兆2200億円から1兆2480億円(6・3%増)、営業利益を870億円から970億円(28・6%増)、経常利益を890億円から980億円(21・7%増)、純利益を625億円から675億円(42・7%増)にそれぞれ上方修正した。

新型コロナウイルス禍でインターネット通販の利用が急増し、宅配便の取り扱い個数が中間期(4~9月)で前年同期比4・5%増と伸びているほか、海外で個人用防護具の緊急国際湯用を継続的に受託したことによりフレイトフォワーディング事業の物量が増加したのが収益を押し上げた。

下期の予想については「今後の見通しが不透明であるため、当初の予想に基づいた数値としている」と説明している。

(藤原秀行)

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