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NEXCO中日本、中央道の橋梁耐震補強工事で施工不良と発表

NEXCO中日本、中央道の橋梁耐震補強工事で施工不良と発表

鉄筋8本不足と長さ1・6メートルのひび割れ確認、他の箇所にも疑い

中日本高速道路(NEXCO中日本)は11月4日、同社の八王子支社が発注した中央高速道路の橋梁耐震補強工事で施工不良が判明したと発表した。高速道路をまたぐ跨道橋の一部箇所で鉄筋が不足していた。

同社は問題箇所を早急に補修した上で再施工を行うとともに、工事を請け負った業者に費用を損害賠償請求する方針。併せて、他の橋梁にも同様の疑いがあるため、当該業者に追加調査を指示した。

問題の施工不良については週刊文春が工事の下請け業者の告発として報じていた。

NEXCO中日本は「高速道路をご利用になるお客さまや沿線にお住まいの皆さまに大変なご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ない」と謝罪。問題の箇所は「大規模な地震が発生した際に落橋または倒壊しないように補強したもので、通常時の安全性には支障はない」と強調している。

同社によると、工事は2018年8月から20年10月までの間、中央道の天神橋など6つの橋で実施。福岡県宗像市に本拠を置く建設会社の大島産業が受注した。

施工不良が分かったのは、6つの橋のうち、東京都八王子市の石川PA近くにある跨道橋「緑橋」の下り線側。調査した結果、橋台で鉄筋8本が不足していることを確認した。ひび割れも2カ所見つかり、最大で幅0・7ミリメートル、長さ1・6メートルに達していたという。調査の結果、既に一部竣工済みの橋梁でも鉄筋不足が疑われるものが5カ所判明している。


施工不良が確認された緑橋の橋台部分(NEXCO中日本プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

NEXCO中日本の発表資料はコチラから(同社ホームページ)

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