流通量激減受け業務効率化、埼玉は閉鎖
取次大手の日本出版販売は11月4日、雑誌の送品拠点を統合したと発表した。
埼玉県川口市の「入谷営業所」の業務を東京都練馬区大泉学園町の「ねりま流通センター」と、同北区浮間の「CVS営業所」に移管、10月末に作業が完了した。
従来は入谷営業所が週刊誌の送品、ねりま流通センターが書店向け送品、CVS営業所がコンビニ向けの送品をそれぞれメーンに手掛けてきた。しかし、雑誌の流通量が激減する一方で配送先は大きく減っていないため、作業工程を見直すなどして、業務効率向上を図ることにした。
今後は書店向けの週刊誌送品はねりま流通センター、コンビニ向けはCVS営業所が担当。入谷営業所は閉鎖した。
(藤原秀行)