食品輸送で3案件実現、災害時にも柔軟に対応可能
日本物流団体連合会(物流連)はこのほど、2020年度のモーダルシフト取り組み優良事業者の選出結果を公表した。
最優良事業者(大賞)はF-LINEの南関東支店マルチモーダルサービスセンターが実施した「食品の海上・鉄道輸送へのモーダルシフト」に授与した。
トラック輸送から海上・鉄道輸送へのモーダルシフトを3案件で実現。自然災害の多発を踏まえ、複数の輸送モードを併用(複々線化)する取り組みも進め、台風などに見舞われても柔軟に対応できる供給体制を実現した点を評価した。
その他の授賞は以下の通り。
【実行部門】
フェリックス物流、三八五通運、日本石油輸送、センコー
「幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%超を達成」
【改善部門】
住鉱物流、日本通運、山九
「幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%を超えるとともに、前年度を1%以上上回る実績を達成」
【有効活用部門】
住鉱物流、日本通運、日立物流、王子物流、三八五通運、バンテック、センコー
「モーダルシフトの実施により、効率的な輸送を実現」
【新規開拓部門】
日陸、濃飛倉庫運輸
「新規モーダルシフト案件の実現とその継続」
(藤原秀行)
各賞の概要はコチラから(物流連ホームページ)