DCMHD、島忠へのTOBを12月1日まで延長

DCMHD、島忠へのTOBを12月1日まで延長

ニトリ買収提案後も継続、買い付け価格は変更せず

ホームセンター大手のDCMホールディングス(HD)は11月16日、同業の島忠に対して実施してきたTOB(株式公開買い付け)に関し、期限を同日から12月1日まで延長すると発表した。

島忠に対しては、家具大手ニトリホールディングスが、DCMHDより高い価格でTOBを実施し子会社化する方針を発表。島忠も当初はDCMHDのTOBに賛同していたが取り消し、ニトリHDのTOBに賛同する方針に転換していた。

DCMHDはTOBの期間延長について、島忠の方針転換やニトリHDの登場で買い付けの条件が変わったため、株主に判断の時間を提供するのが狙いと説明している。1株当たりの買い付け価格は現時点で変更していない。

(藤原秀行)

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