稼働状況を関係者で共有、トラブルの早期復旧可能に
マテハン設備などを手掛ける中西金属工業(大阪市北区)は11月27日、自律走行型フォークリフト「ROBO Fork 15」とIoT(モノのインターネット)を組み合わせた運用システムを開発したと発表した。
フォークリフトの稼働状況はクラウドサーバーを経てインターネット上で確認できるため、担当者が自宅や外出先からも閲覧可能。クラウドサーバーに保存した稼働状況のデータは関係者で共有し、トラブルの早期復旧や再発防止に行かせると見込む。
さらに、トラブルが生じた場合、関係者にメールで通知するとともに、専門のエンジニアが遠隔操作でエラーの解消を支援、迅速な復旧につなげる。
併せて、複数台のフォークリフトをパソコン1台で集中的に管理する仕組み。フォークリフトに取り付けたカメラが、エラーが起きた前後20秒の映像を撮影、クラウドサーバーに送る。
(藤原秀行)