輸配送のネットワークを西日本で拡充、3PLサービス強化図る
日本山村硝子は12月17日、物流子会社の山村ロジスティクス(兵庫県尼崎市)が、関西を地盤にする物流企業の中山運送(大阪府茨木市)とマルイシ運輸(同)を買収すると発表した。
2社を傘下に収めることで、これまで手掛けてきた構内作業受託に加えて輸配送のネットワークを西日本で拡充し、3PLサービスの強化を目指す。
両社の株式を2021年9月に全て取得、完全子会社化する予定。取得額は開示していない。
直近の売上高は中山運送が28億円(20年3月期)、マルイシ運輸が17億円(19年11月期)。中山運送の齊藤正治代表取締役が両社の株式を100%保有している。
(藤原秀行)